英語の発音講座が巷にあふれる昨今。
発音がいいとカッコよく見えますね。
そう、英語学習において発音は非常に重要な要素です。ケンブリッジ英検など、本場の英語レベル判定試験では聞き取りやすい発音も重要な評価要素になっています。
それでは非ネイティブの私たちはどの程度のレベルを目指せばいいのでしょうか?
通じればいい。 ーーでも "Janglish" で通じるの?
子供と大人で対策は違う
語末の母音を付けないように
子音の発音に注意
1)通じればいい。 ーーでも "Janglish" で通じるの?
いわゆる Janglishと言われるような 「アイアムあスチューデント」みたいな英語ははっきり言って通じません。
言語習得の究極の、かつ中心となる目的は他の人とのコミュニケーションにあると思います。書き言葉にしても話し言葉にしても、自分の言いたいことを伝えられ、相手の言いたいことを理解することのために私たちは言語を学びます。
ですから、発音も大変重要です。基本の発音は必ずマスターする必要があります。
ネイティブのようにできるようになる必要はなく、ネイティブがわかる範囲の落としどころまで練習すれば良いのです。これが「通じればいい」の心です。
子供と大人で対策は違う
特に10歳以下のこども(小さければ小さいほど良い)は発音の習得がしやすいので、良い発音だなと思ったらいっぱい褒めて発音に自信を持って行けるように仕向けてください。ここで、はやしたり、からかったりするのは物凄いマイナス効果です。絶対にしないでください。発音がうまいなんて本当に凄い事なのです。
語末の母音を付けないように
日本語はほぼ全ての音節に母音がついています。なので語末(単語の最後の音)に母音をつい付けてしまうのです。まず、語末の母音を付けないように心がけてみましょう。語末に母音がついていると音節の数が変化してしまい、その単語だと認識できなくなってしまうのです。
例) Bookは本来1音節の単語 ⇨ ブック(BUKKU)と発音すると2音節になってしまうのでネイティブはなんだろう?と思うわけです。
子音の発音に注意
英語の母音の習得は少し時間がかかります。とりあえず、日本語にはない子音を発音する練習をしていきましょう。
一つ目は FとV
この二つは対になる音です。唇が震えないのと震えるの。下の写真のように、FVを発音するときは少し歯が見えます。この口でやります。そうするとVanillaアイスクリームを頼んだ時に「Banana?」と聞き返されなくなります。
日本語の「ふ」の音は日本語にしかない特殊な音なのです。なので特に「ふ」の時に歯を見せる事を心がけましょう。
二つ目はmとn
MとNにも注意しましょう。
Nの時は口が開いた状態です。Mの時は完全に閉じます。
これだけでも格段に通じやすくなります。
注意してみましょう!
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